フィアットパンダの車検前整備…その1

2022年10月11日

12月に迫ったフィアットパンダの3回目車検を前に一連の整備を行った。

まあ、整備をすると言っても整備士資格があるわけでもないし設備もない。あるのは時間だけ。
だから整備の内容は以下の通り基本的な項目のみとした。

1.エンジンオイルとオイルエレメント交換
2.エアエレメント交換
3.スパークプラグ交換
4.バッテリー交換

以上の4項目。
それ以外は車検の際にプロにお願いする予定だ。

まずはエアエレメントとスパークプラグの交換から始める。

最初にエンジンルームにドンと居座るエンジンカバーを外す。
その手順についてはこの動画を見てもらった方が確実だと思うのでそちら貼らせてもらう。

フィアット500の整備についての説明だが、ツインエアエンジンならパンダも構造は同じだから手順などは全く変わらない。

サクサクとプラグを外し、7年弱・約2万キロ走行後の状態を確認する。

右が外したプラグ、左が新品。
汚れが多いことに加え接地側の電極が減っていることが一目瞭然。
走行距離が少ないとはいえ、7年…約2万キロの走行距離でもそれなりの消耗はしているという証拠だ。

さて、プラグを組み付けよう。
私の場合、プラグのねじ山にスレッドコンパウンドを付けるようにしている。
まあ、プラグ固着防止の目的ではあるが気休めと言われればそうかもしれない。

スレッドコンパウンドを含めたグリスを付けた方がいいか付けない方がいいか…
プラグメーカーはグリスの塗布は必要ない旨アナウンスしている。その理由はプラグの締め付けすぎを防止するためとか。
確かに、グリスを付けることによって締めすぎてしまう可能性がないとはいえない。でも、プラグの締め付けは角度法が一般的なので、付ける事のデメリットが大してないのなら、私は付けないよりつける方を選ぶ。

プラグをねじ込みイグニッションコイル・コードを付けてプラグ交換は完了。
次はエアエレメントの交換に移る。

取り外したカバーを裏返し、10ミリのネジを6本緩めればエレメントにアクセス出来る。

前回交換したのはいつだろうか…多分一回目の車検の時以来だろうから4年は経過しているはずだ。
走行距離は1万5千キロほどだと思うが意外と汚れている。
ためらわずに交換する。

エレメントの向きに気をつけ、カバーをネジ止めしたら完了。

ここまでは第一段階。
次はエンジンカバーを外した状態のままオイルとオイルエレメントの交換を行う。

記録(価格は購入時)…
スパークプラグ…NGK ILKR9GB 97168 3498円(2個)
エアエレメント…MEYLE 040253 1402円