MOS検定
マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト…略称MOS…無職生活の手慰みとしてWord2013を受験し、努力の甲斐あり無事合格した。
受験してみて思うのは「履歴書に書いてアピールできる資格なのか?」という事。
ネット上では「実務じゃぁMOS以上のスキルを求められるので意味がない…必要ない…」などという発言を目にする事が多い。
確かに、MOSの資格を持っていたからといって、実務上よく使われる報告書や統計資料を一からバンバン作ることができる訳ではなく、会社が求める即戦力として使える資格であるとは言い難い。
しかし、だからといって「無用」とバッサリと切り捨ててしまうには早計で、「officeアプリケーションの機能を幅広く理解していますよ…基礎は理解していますよ…」という事を公に証明する意味においての価値は十分にある。
実際、MOS受験のための勉強をした事で、我流ではあるがそれなりに長年wordを使ってきた私でも知らなかった機能や「こうしたら便利なのね…」という機能を改めて学ぶ事ができ、受験前より各段に文書作成のスキルは向上したのを実感している。
私が過去にプログラマーとしてバリバリ稼いでいた時、その技術の習得は「独学」であった。独学であっても月に数百万と稼ぐことは実力さえあれば可能。
ただ、今にして思えば、独学=我流であるが故にプログラマーからディレクターとなった時に「あれっ…こんな方法もあるのね…これは知らなかった…」という事が数多く出てきて、業務の流れを滞らせてしまった事がある。
まあ、これは極端な例としても、基礎はしっかりと身に着けておき、それを証明できるようにしておいた方がいいと思う。
そういった意味からもMOSは一般社会人としての基礎資格として持っておいて損は無いと思う。
ただ、この資格はハクにはならない。
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