旧東海道を通って田子の浦へ

時間も取れないし疲れもあるけど少し走りたいなぁ…という時は、富士川河口か田子の浦港まで行って引き返してくることが多い。
昨日のサイクリングで少し体が重い今日…せっかくの晴れを無駄にしたくない気持ちが強く、田子の浦まで走りに行ってきた。

自宅から田子の浦まではほぼ平坦。
ただ、ルートによっては劇坂ありの、なかなか足に来る面白い経路をたどることができる。
特に旧東海道をた辿ると薩埵峠の劇坂を含んで走り応えがある。今日は行かないけど…。

興津川を少し遡ったり、由比の浜石岳へのアプローチを少し登ったりしながら累積標高を稼ぎ、蒲原からは「なぜこんな住宅地の中を…」と思ってしまう旧東海道の長さ500メートルほどの激坂を上って富士川の中之郷へ…

この先は富士川を渡ってほぼ平坦の道を田子の浦に向かう。

途中、岳南鉄道の赤い電車と並走する。
富士山が雲に隠れていなければ電車と富士山を収められるのだが…残念ながら今日は隠れて見えない。

JR東海道線をまたぐ跨線橋を越えるとすぐ目の前に田子の浦港が広がる。
今日は日曜日ということもあってか、港湾での作業もなく閑散としている。

反面、田子の浦港に整備された公園は緊急事態宣言が解除されたこともあって多くの家族連れでにぎわっている。

思い返せば、2月の中頃から外出自粛だの何だのと我慢を強いられてきた。
宣言解除となれば、これまでの憂さを晴らすため外出したくなる気持ちもわかる。
ただ、ちょっと多すぎな気もしないでもないが、自分も外出している身。
他人のことを言えた義理ではない…。

さて、ここからは追い風に乗って海岸沿いの平坦路を戻るのみ。
思った以上にいい汗をかいた。

走行距離…約74キロ 総活動時間…3時間45分