高山へ行ってきた…その2

中部横断道から中央高速・長野道、ひたすら車を走らせ高山市内に入ったのが15時半ごろ。
ホテルのチェックインまでの時間つぶしと言っては語弊があるが、高山祭(八幡祭)で有名な「櫻山八幡宮」に古い町特有の車一台通ればいっぱいいっぱいの狭い道を迷いながら向かってみた。

高山には仕事も含め何度か来たことがあるが櫻山八幡宮に来るのは初めて。

境内では「桜山風鈴まつり」と称するイベントが開催中。
だからというわけではないけれど、多くの観光客でにぎわっていたがとにかく外人さんが多い。

インバウンド、オーバーツーリズムと耳にはするものの、静岡の田舎町ではそんな多くの外人さんを見かけることはない。さすが観光地だけのことはある。

でも…観光マップを片手に来てみただけというような風情の人が多い様子。
寺社仏閣…日本人でも興味のある人じゃなきゃその良さ…というか意味が分からないだろうから、外人さんじゃあなおさらかもしれないよね。

外人さんが本殿前で「どうしたらよいものか…」との雰囲気でいる中、日本人たるものこうあるべし…と、正統?な参拝を「どうだ!!」と言わんばかり見せつける。

その後は御朱印をいただき神社を後にホテルへと向かい、午後6時少し前に旅装を解いた。

泊まるホテルは古い町並みが残る地域のすぐ近く。
観光地のど真ん中だけあって、食事処は飛騨牛やら高山ラーメンだのといった観光客向けのモノばかり。

とてもじゃないがそんなものを食べる気もせず、近くのスーパーでカップ麺とおにぎりを調達して夕食とする。

せめてもの「高山ラーメンのカップ麺」がなんだか虚しい。
でも、これはこれで美味しかったので良しとし、高山の夜は一人寂しく更けていった。

さらにもったいぶって、その3に続く…