焦げる…
梅雨明け三日と言われるが、今日も朝からいい天気。
蒸し蒸しする陽気ではなくカラッとした夏空で、なんとなく「いつもの夏じゃないなぁ…」という感じを受ける。
とはいえ、どんな夏でも夏には変わりはない。
ジリジリと照りつける太陽を浴びながら、肌を焦がすサイクリングに出掛けてきた。
体調を鑑みあまり無理ができない事と、午前中縛りという事もあって、目指すは田子の浦みなと公園。
距離を稼ぐ目的で、興津川を遡ったり、由比の町の裏道を通ったりして走る。
歳のせいなのか体力の低下が進んだのか、思った以上に走れない自分に愕然となる。
特に、歳をとると「昔取った杵柄」という過去の亡霊が首をもたげるだけにたちが悪い。
田子の浦のミニストップでアイスコーヒーで体を冷やし、大福餅で小腹を満たして目的地に到着。
ここ最近のコロナ感染者の増加はどこかよその事であるかのように、公園は多くの人で賑わっている。
まあ、偉い人が「外出するな…自粛しろ…」と言ったところで、その偉い人をリスペクトできないのだから聞く耳は持てないというのが本当の気持ちだろう。
私自身も新型コロナについては怖いという気持ちは抱いているが、何をどう怖がってよいのやら全くわからず困惑している。
まあ、こう言っては世も末かもしれないが、自分と大切な人さえ罹らなければ良い…と思って行動するのが精一杯だ。
田子の浦みなと公園で一休みし水を補給し、一路来た道を戻る。
この時期は日が高くなると山風から海風に風向きが変わる。
行きは山風で向かい風だった。
案の定、帰りは海風になり向かい風。
まあ、人生と同じでいつも向かい風をついて走らなければならない。
そんなものさ…。
走行距離…73km 活動時間(休憩含む)…3時間51分
よく肌が焼けました…。
