痛恨の発注ミス…

2021年1月1日

通勤バイクのリアホイールが乗っていてもわかるほど回転が渋くなり、休みの日を使って分解してみたところ、見事に玉押しに虫食いが生じていた。

早速、部品を注文し、届いたところで交換に取りかかったのだが、痛恨の発注ミスで、フリー側の玉押しが寸法の異なる物であることが判明し、作業は中断と相成ってしまった…。

寸法の違いは約5mm…
届いた物の方が短いので、玉押しの調整ができないだけでなくホイールの芯も狂ってしまう…。

はて…どうしたものか…。

どうあがいても新しい部品は取り付けできない。
となると、改めて正しいパーツを注文し直すか、それとも古いパーツを取り付けるか…。

虫食いの生じたパーツをよく見ると、このパーツの虫食いは反対側に比べればあまりひどくはない。
では、正しいパーツを注文するにしても当面は修正して使えるかもしれない。

玉押しをドリルに取り付け、ダイアモンドヤスリで削ってみる。

幸いにも余り深く削ること無く虫食い跡を消すことができ、跡が消えたらスポンジ研磨剤できれいに磨けば新品のようなとは言えないものの、それなりに使える玉押しの完成!

あとはホイールハブを元どおりに組み立て、玉押し具合を慎重に確認しながら調整すれば一丁あがり…。

加工した玉押しのため、ホイールの回転に懸念があったのだが杞憂に終わり安心した。

しかし、なぜ誤発注をしてしまったのか…。
我ながら情けない…。
加えて、前回のホイール修理の際の組み立てミスで虫食いを作ってしまったのだから、さらに情けない…

早速正しいパーツを発注したのは言うまでもない。