久しぶりのwiggle

ここしばらく遠ざかっていた海外通販(wiggle)から久々に自転車パーツを取り寄せ、それらがゴールデンウィーク最終日の5月5日に無事届いた。

今回は使用期限の迫ったバウチャーを消化するための発注で、届いたパーツのほとんどは「LifeLine」の消耗品ばかり。

本当なら、通勤ロードのハブダイナモ化に必要なパーツを購入したかったのだが、ここ最近はとみに取り扱い品目が低下したwiggleに望むべき物があろうはずがなく、それらはドイツにある別の通販サイトから購入する事となった。

で…購入したのは「Prime」のロードタイヤと「LifeLine」のブレーキワイヤーなど…。

品質に特筆するところは無いが、手頃な価格でそれなりに不満が生じない「LifeLine」のパーツ。
特に LifeLine の Prime タイヤは自転車通勤には耐摩耗・耐パンク性において、これに勝るものは無い。
ワイヤー類も、切れやすいなどということもなく、消耗品として頻繁に交換するのが前提であれば、某高価格ワイヤーを長期に渡り使うより精神衛生上好ましい。
ただ、残念なことに最近のwiggleはこれら「LifeLine」のパーツ以外に食指が動くものは見あたらなくなってしまったのが私が抱く偽らざる気持ちである。

10年ほど前はJ-Sportのツール・ド・フランス中継にCMを流していたほど日本市場と相思相愛だったwiggle…
今やその面影は見えない。

シマノの取り扱いを停止した頃から価格は徐々に上昇し、品目も減少してきた。
更に、追い討ちを掛けるように無料配達の金額が上がり、ここ最近ではサイトから「評価」の投稿が消え去った。
日本国内のロードバイクブームが去ったこともあるのだろうが、wiggleにとっての日本市場は旨味がなくなってしまったのかもしれない。

日本語が通じるというアドバンテージがあるものの、今のwiggleは残念ながら海外通販の第一の選択肢には登らなくなってしまった。

まあ、これも時代の趨勢…市場原理ってものなのかもしれないが、何となくモヤモヤしたさびしい気分になってしまった今回の海外通販だった。