一足先の夏休み

怒涛の四連勤が終わり、少し早い夏休みに突入。
泊まりでの旅行に出られるでもなく、歯医者や床屋に行ったりする以外はいつものように老親の「賄いオヤジ」となって家事をして過ごす。
何だか物足りないけど、それでいいのだ…。

夏休み二日目。
床屋に行ったあと、毎日の通勤で巨体の私を運んでくれる「通勤ロード」をメンテナンス…いや、改造する。

先日のハブダイナモ化は大正解で、仕事帰りの暗い裏道も安心して走れるようになり、日々の通勤はかなり安全になった。
ただ、次なる不満が…。

フロントはシルバースポークの手組。リアは完組のRS010。
何だかアンバランス。

で、買っちゃった。

予算の関係でリムは「OPEN Sport」となり、いずれにしても「鉄下駄」であることには変わりないが、やたらと回転が渋くて重いRS010より、リムのハイトが低いことから多少は軽くなるだろうと期待する。

自己満たっぷりの装いの変化が達成された次は、53-39のフロントクランクを交換。

ほぼフラットとは言え、通勤や日常使いでアウター53を踏む事は無く、インナー39の固定運用。
これで不満があるわけではないが、リア11-23のスプロケでは、通勤の最後に待ち構える急坂でギアが足りない。

そこで、お客さんから引き取ったものの売ることができず廃棄する身となった、クランク・FC-R460・48-36を、お店の許可をもらって我が物とし交換する。

これまで付いていたクランクを外し、念のためBBを外して固着防止のグリスアップをしてから新しいクランクを組み付ける。

チェーンをつめ、フロントディレイラーの位置を調整して完了。

見た目は多少しょぼくなったものの、あるもので代用すればお財布にも優しい。
趣味の自転車ならデュラだアルテだと言いたいが、日常使いの自転車には、少し見た目が劣っても実用的で安価な部品を使い、乗り手がしっかりと手を掛けているのが傍から見てもわかる自転車の方がかっこいい。
自転車屋となった今、汚い自転車やメンテされていない自転車には乗れないしね…。

冷房の無いガレージで汗だくになって、夏休みの二日目は終了…。
明日はどこか近場でもサイクリングに行ってみようかな。

備忘録…
10速スプロケットの内「CS-4600/6600/CS-HG500-10」は1mmスペーサーは不要。