母の退院
心筋梗塞で入院していた母が無事に退院した。
救急車で運ばれた時は「もう終わりにしてほしい…」などとこぼすほどの弱気な態度だったが、元通りとは言えないまでもそれなりに元気に退院できて「ほっ」と胸をなでおろしている。
満州で生まれ、戦後の引き揚げで生死の境をくぐり抜け、嫁入り先では小姑のいじめに耐え、バカ息子の「やらかし」も毅然とした態度でやり過ごしてきた母…
あの世からのお迎えに「まだ早い!」とお引き取りいただいたのだろう。
そんな母でも齢93。
元気になったとはいえ、2週間の入院生活で体力が落ち足腰も衰え、気持ちも弱く私への依存度が高くなってしまっている。
正直言ってあちらこちらガタがきており無理はできない。
しばらくは私も家にいる時間が長くなるので、母にはゆっくりと過ごしてもらおう。
春には弁当を持って桜を見に行くのもいいかもしれない。
とにかく良かった…。
ディスカッション
コメント一覧
退院おめでとうございます。良かったですね。
入院すると、ほんと体力落ちますよね。
年齢を考えると無理は禁物かなとは思いますが、早く元に戻ると良いですね。
しげさん、コメントありがとうございます。
本当に無事に退院できて安心しました。
しかしながら、たった二週間の入院とはいえ、歩く力や飲み込む力が衰えてしまい、体力の低下のほどには驚きました。
とはいえ、認知がさほど低下しなかったのは幸いです。
年齢も年齢ですので良くなるというのは望めませんが、悪くならないようにだけはしたいです。
介護も今まで以上に大変になりそうです。