高山へ行ってきた…その1

お盆休みを控えた8月6日、一泊二日の予定で飛騨高山まで行ってきた。

高山行の目的は、古い町並みが残る地域に近い本町二丁目の山桜神社で開かれる「馬頭絵馬市」で絵馬を買い求めること。
それ以外にも二日間ぐらい家事·介護から逃れてもバチが当たらないだろうと、2か月以上前からホテルを予約し予定を立てていた。

出発当日は母のショートステイお迎えの都合で出発が10時少し前となってしまった。
そのため、当日中に余裕をもって高山入りすることができないので、小淵沢を経由してのんびりとは言えないまでも道草を食いながら中部横断道・中央高速を使って車を走らせる。

小淵沢ICでいったん高速を降り、小淵沢駅で「プレミアム高原野菜とカツの弁当」を買い求める。
その昔、小淵沢駅が旧駅舎だった時代に、この「高原野菜とカツの弁当」を食べ「うめぇ!!」と感激し、ひさびさに食べてみたいと思い立ったから。

おしゃれに変身した駅舎は観光客で混みあっていて、展望台デッキも人の出入りが多くなんだか落ち着かず、ちょっと離れた「先達城址」まで車を走らせそこで封を開ける。

これが中身…

「プレミアム」と銘打つだけあって、通常のもの(1200円)と比べ1500円とだいぶ高くなってしまったけれど、冷めてもおいしいチキンカツと採れたての高原野菜、月並みな言い方だけれど「おいしい」の一言に尽きる。

おいしいものを食べられるって幸せだよね…。

おなかを満たした後は再び高速道路に乗り、中央道から長野道を経て松本ICから国道158号に入りひたすら高山に向かう。

この道は30年以上前、乗鞍スキー場(今は無き「猪谷スキー場」)に通うため、冬場に何度となく通った道。
道はくねくねとカーブが続き、トンネルは大型バスの行き違いができないほど狭くその頃から「あまり走りたくないなぁ…」と思うほど難儀した道。
今はトンネルが開削され一部は走りやすくなったが多くはいまだ狭い道が続く。

こんな道は「アルピコ交通」のバスに先を譲り、後ろからついて走ったほうが気を遣わずに済む。

上高地に向かうバスと別れ安房峠トンネルをくぐれば、高山まではずーっと下り坂。あと一息。

ここまで清水を出てから5時間強。思いのほか早く来ることができた。

とはいえ、「絵馬市」の開催時間には間に合わないので、市街地に入る前にドライブインで一息入れる。

さてさて、この先ホテルのチェックインまでにどう過ごそうか…。

もったいぶってその2に続きます。