折り畳み自転車を買った
断捨離…断捨離…と言いながら、あらたに折り畳み自転車を手に入れてしまった。
8月始めに高山に行ってからというもの「折り畳み自転車が欲しいなぁ…」と思っていて、時折ヤフオクなどを見ては入札を繰り返していたのだけれど、「安く買いたい！」という気持ちを見透かされたかのように、終了間際に高値更新され他の人に落札される状況が続いていた。
そんな折、新品未使用の折り畳み自転車…Tern Verge N8が出品され、これ以上は出せないという金額で入札しておいた結果、想定外の安さで落札〜購入と相成った。
母親をデイサービスに見送った後、車で横浜までひた走り自転車を引き取る。
どういう経緯でリサイクルショップに流れてきたのか知る由もないが、ざっと見回しても傷ひとつない未使用新品。
リクセンカウルのかごも付いていて、ポイント値引を使って５万円ほどで入手できたのだから、これは素直に「ラッキー」と言ってもいいだろう。
一通りチェックと調整をして早速乗り出してみる。
ホイールベースが長いからなのか、それとも設計の違いなのか、小径車にありがちなひょこひょこしたハンドリングがあまり気にならない。
もちろん全く無いという訳ではないが、ダホンのボードウォークに比べると普通に走れる。
この「普通」というのがとても大事。
8速変速ということと、Schwalbe Kojakのタイヤを7.0barの空気圧で走らせれば、軽快にストレスなく走らせることもできる。
とりあえず「試乗」ということで近所の港までホンの数キロ走っただけだけど、700Cサイズのホイールを履いたロードやクロスとは違った意味での自転車の楽しみが垣間見えた。
これまで「小径車なんて自転車じゃねぇ！」などとうそぶき、食わず嫌いで一度たりとも小径車に乗ったことのなかった私。
いやいや…「ホントごめんなさい…」という感じだ。
体の関係でロードで長距離のサイクリングができなくなったけれど、これなら車に積んでの神社巡りに活用できそう。
イヤイヤ…ホントラッキーな買い物だった。
