鬼と出るか蛇と出るか…
前回の診察から2週間…
「多発性筋炎か重症筋無力症か…」と脅された検査結果を聞きに、お街(おまち)の日赤病院まで行ってきた…
追加の検査があるということで朝9時までには受付を済ませなければならない。
とてもじゃないが通勤ラッシュの電車に乗る気にならず、家から5分のバス停に向かい、久々にバスに揺られる。
時間はかかるし運賃は高い。でもこの方が落ち着いて移動できる。
ローカル路線バスの旅だ…
追加の検査は三十分ほど安静になってから血液を採取するというもの。
副腎から分泌されるホルモン量を計るらしい。
採取後、1時間半ほどで診察室に呼ばれる。
「まず今日の検査結果からですが、コルチゾールの数値が低いです!」
コルチゾール…ストレスへの適応や体全体の代謝の調整に必要なホルモンでそれが低い。
「おまけに、コルチゾールの分泌を促す副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)も正常ながら低めです!」
「???」な私…
わかりにくいので身近なもので例えれば、私の体の中にある(いる)「コルチゾールを出さない働きの悪い平社員(副腎クン)」と、「部下にキチンと指示(副腎皮質刺激ホルモン)を出せない上司(下垂体課長)」のせいで体がうまく動かせなくなっている…特にだるさについては…とのこと…
そんな社員がいたら会社は傾くわなぁ…ウ~ンわかりやすい…
で、どうするかと言えば、一週間入院して原因を突き止めましょう…お腹の中の副腎が悪いのか頭の中の下垂体が悪いのか…ということになってしまった。
だけどですよ…今日の本来の目的である「多発性筋炎」や「重症筋無力症」の可能性についての検査結果は…というと、それらの病院に見られる代表的な抗体に関しての異常は見受けられないので、引き続き検査はするけどまずはホルモン低下の原因を探る方が優先事項です…ってことらしい。
鬼か蛇か…どっちが出るか…と思っていたら、どちらでもないさらなる藪に入り込んでしまった私…
一体全体どうなるんでしょ…と思いながら食べたカレーは・・・意外にもおいしかった…。
ディスカッション
コメント一覧
こんにちは
原因が分からなかったようですが、一歩前進ですね。
気になってた難病は否定された?様で、まずは良かったですね。
コルチゾールって初めて知りましたが、結構測定値は低いようですね。
検査入院で原因がはっきり分かると良いですね。
カレー美味しそうですが、カレーに味噌汁って家庭料理みたいですね(笑)
コメントありがとうございます。
倦怠感の原因の一つが分かって検査入院となったから、明らかに一歩前進と言えますね。
地元の日赤病院は口々に「神経免疫系の病気などはしっかり見てくれるよ…」と評判が良いので、まな板の上のコイになったつもりでしっかりと調べてもらいます。
難病もまだ完全には否定されていないので、こちらも調べてくれれば安心です。
このところ、食欲は無いわけじゃないんですが味がよくわからないので、味の濃いものやのど越しの良いものばかり食べているので、このカレーは結構味が濃くておいしかったです。
まあ、どこかの既成ルーを使っているのでしょうが、そこそこ当たりでした。
家庭的な味噌汁も結構塩味が効いておいしかったです。
でも、病院内のレストランですので味が濃いのはどうなんでしょう…イイのでしょうか?