御朱印ライドVol.6…日枝天満宮他

2019年10月13日

55歳の誕生日を迎えた翌日の土曜日。
沼津・伊豆方面の神社参拝と御朱印を拝受するサイクリングに行ってきた。

朝6時過ぎに家を出て、国道を東に向かう。10月というのに暑い日が続くが、朝晩はやっとで涼しくなり、半袖ジャージだけでは肌寒く、この夏以降初めてジレを纏って走る。

キリリとした澄んだ空気のおかげか富士山がきれいに望める。

なるべく車通りの少ない裏通りを選んで走り、最初の目的地の「城岡神社」に到着。

神社がある住所が「大手町」というだけあって、沼津市の中心部…ビルに囲まれた一角に社がある。
ただ、神社という場所が醸し出すのだろうか、境内には凛とした雰囲気が漂っている。

境内の隣にある公民館で御朱印を拝受する。

次は、ここから直線距離で500mほど東の「日枝天満宮」に向かう。

車が行き交う旧国道一号の脇に「日枝天満宮」はあるものの、広い境内には街中の喧騒とは縁のない静かな時間が流れている。

お参りのあと、境内でしばし汗が引くのを待ってから御朱印を拝受する。
これで二社ゲット!

「日枝天満宮」を後にして、いったん来た道を戻り、沼津市役所の水道局でマンホールカードを入手する。

さて、サイクリング再開。

ここからは狩野川沿いのサイクリングロードを走り、大仁・韮山方面に向かう。

狩野川は最下流部を除き、流れが南から北に向かう静岡県でも数少ない河川だ。
北から南に流れる馴染みの川とは異なるためか、いつ走っても新鮮な感じを受ける。

三島方面から流れ来る「大場川」との合流地点に近い場所にある「道の駅・伊豆ゲートウェイ」で休憩する。

ここに出店している「酪農王国オラッチェ」のソフトクリームを食べるのが、今日の隠れたテーマだ。
400円とちょっと高めだが、その価値はある。
正直…やみつきだ。

伊豆ゲートウェイを後にし、韮山の江川邸や反射炉近くをかすめて次の目的地「広瀬神社」に向かう。

「広瀬神社」では御朱印をガチャガチャで販売している。

何だか「拝受」というより「購入」と言った方がしっくりする。

神社によっては常時社務所を開けない事情もあるだろうから批判はできないが、正直言ってガチャガチャの御朱印では味気なさすぎ感は否めない。

ここで11時頃…。
伊豆長岡まで来たのだから、温泉饅頭を買わずに帰るのも野暮というもの。
黒柳で饅頭を購入する。
バラ売り可能でなおかつおいしいのだから外せない。

ここまではスムーズに距離を稼いでいる。
とりあえずここ伊豆長岡でお昼にする事とする。

さて、お腹を満たした後は「県道130号・伊豆長岡三津線」を走って三津・内浦方面に出る。
予定ではこのまま帰途につくつもりだったが、予想外に早い時間であることと、疲労感もさほどではないため、分岐点から10キロほど先の大瀬崎まで足を延ばすことにする。

駿河湾越しに富士山を右手に望みながら、大瀬崎に着いたのは午後1時頃。
大瀬神社に至る海岸線はダイビングが盛んとあって、多くのダイバーでごった返している。
しかし、神社に続く遊歩道と言わず海岸と言わず、酸素ボンベを置いていたり、我が物顔で闊歩したりゴロゴロしたりと、とても印象が悪い。
いくらダイバーが多数派とはいえ彼等だけの場所ではないのだから、もう少し気を遣えないものだろうか…。
何だか気分を害して大瀬神社に到着。

階段を登った高台にある社で手を合わせる。
御朱印は書き置きで、神池(海に突き出す半島に湧き出す淡水の池…天然記念物)の拝観料を払う受付で拝受する。

神池の拝観料は100円。
正直言って一度見れば二度目は無いかなぁ…。

さて、ここからは沼津御用邸近くを経由して清水に戻るだけ。
大瀬崎で時間を使ってしまい、出発したのは午後2時半過ぎ。
これまでは順調だった風向きが向かい風となり足を削る。

沼津港・太平洋岸自転車道・田子の浦を経由し富士川手前のローソンでコーヒーブレイクしたのは午後4時半前。
疲れた体に、コーヒーと赤飯・おかずコロッケが染み渡り、尽きかけた体力が湧いて来るのを感じる。
休憩したのち、富士川を渡り残りの20キロ余を駆ける。

補給のおかげか、それとも疲労も過ぎれば感じなくなるのか、残りの距離を1時間弱でこなし、自宅に着いたのは午後5時半ちょうど。
距離にして約170キロ。

久しぶりのオーバーセンチュリーライドだったが、ほぼ平坦ということもあって意外にも疲労感は強くなく走りきれた。
体力がアップしたのか、それとも乗りやすい「Somec」のフレームのおかげなのかはわからない。

Chain Reaction Cycles