退院前カンファレンス
母の退院前カンファレンスが先日行われた。
先月の中旬に入院して以来一か月半…季節は冬から春に変わり、病院の敷地内の桜も咲く季節になってしまった。
退院前カンファレンス…
退院後の生活支援をどのように行うかを、病院と各介護事業者そして家族の代表が一同に集まって打ち合わせを行うもので、担当者会議ともいわれる。
今回の母のカンファレンスは私を含め総勢14人の大所帯…。
まさかこれほどの大人数になるとも思ってはおらず、「いやいや…高齢の母のために申し訳ない…」といらぬ恐縮をしてしまう。
退院後は自宅で介護することは事前に伝えてあったので、その方向で会議は進行する。
訪問医療や訪問看護そして主治医など、専門家同士の話にこちらがついていけるわけもなく、「ふむふむ…なるほど…」と話を聞いている間に介護方針はあれよあれよと決まっていき、「では土日を挟んだ4日後の火曜日、午前中に退院ということで…」と急遽退院が決定そうになる。
「ありゃりゃ〜」
部屋の片付けもできていないし色々と必要となるだろう介護用の手袋やらおしりふきやらも全くない。
「いやいや…ちょっと待ってよ!」と言いたいものの口出しをできる雰囲気でもなく、「マットレスの交換やスロープの手配など福祉用具が間に合わないんじゃないですかねぇ…」と言ってはみるものの、福祉用具業者の「いや!だいじょうぶです!!!」という力強い一言で退院日は確定となる。
ケアマネさんも驚きの展開…。
とにかく家の中を片付け、必要なものを手配しないことには事が始まらない。
いやはや…介護って大変!!疲れちゃうよ…
そんなお疲れ気味の私を、彼が「ファイト!」と元気づけてくれる。
あ〜ぁ…
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