米騒動とアレルギー

令和の米騒動…
米が無い無いとは聞いていたけど、まさかこれほどひどいとは思わなかった。

お米は生協から買うのが常だったので「米がないよ…」という声は他人事のように思っていた。

しかし、ここに来て注文してあったお米が配達されないようになってしまい、慌ててスーパーに走ったら当然のごとくお米の棚はほぼ空っぽ。

我が家の米びつの底は見えつつあり、「何ともまあ無残な気持ち…」に苛まれる。

「困ったなぁ…ホント困った…」
小麦やそばのアレルギーがあるので、米が無いから他を食べる…というわけにもなかなかいかない。

アレルギーと言っても体が痒くなるだけなので命に危険があるほどじゃないのだけれど、昔はパンだろうとラーメンだろうと蕎麦だろうと何でも食べられたのが、歳ある時期から突然アレルギーの症状が出始めた。

歳を取ったせいなのか、体質が変わったせいなのか、それともパンや蕎麦を食べ過ぎたからなのか、原因は全くわからない。

花粉アレルギーだのハウスダストアレルギーだのと違って、穀物のアレルギーはホントに厄介。
米しか安心して食べられないとなると、途端に食べられるものが限られてしまう。
その大変さは噂には聞いていたが、まさか自分がなるとは思わなかった。

「新米が出ればコメ不足は解消する」と我が国の頼もしい政府は宣伝する。
確かに静岡でも新米が出回り始めた。

でもねぇ…5キロ税込みで3200円越えの価格はどうよ…足元見すぎじゃない…

「そんなぁ…」
空のお米売り場で出るのはため息ばかり。

民の竈の話に見られる仁政を敷く政治家は今の世にはいないのか…
いやいや…そもそも今は竈の煙は立たないから、永田町から世間を見てもわからなのは当然か…

せめて主食ぐらいは憂いなく腹一杯食べられる世であってほしいが、椅子取りゲームに励んでいる先生方の姿を見ると「こりゃダメだ…」としか思えない。

あ〜ぁ…耕作放棄した田圃を借りて米作ろうか…

 







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Posted by chariketta