マスク受け取りサイクリング

4月11日に注文した「パールイズミのマスク」が入荷したとの事で、富士市のスポーツデポまでサイクリングに行ってきた。

例のごとく「3密」を避けるため裏道をたどり東へと進む。

今日は中山伸弥教授が提唱する「マスク代わりのバフ(ネックゲーター)」を顔に巻いて走る。

正直なところ、口と鼻を布で覆いながらの運動は少々鬱陶しいし、実際の効果に疑問を感じないわけでもない。
しかし、コロナに移らない・移さないためだけでなく、戸外での運動に厳しい見方に傾きつつある世間の目に対して「気を遣っているよ…」というアピールにもなるので、コロナ騒ぎが収まるまでは我慢してマスク代わりのネックゲーターを巻いた方がよいだろう。

途中、フロントディレイラーの不調に悩まされ、その調整に時間を取られたことで予想外に時間を費やし、1時間で走れる距離を2時間もかかってしまった。

そんなこともあって、富士市周辺をぐるぐる回って春のサイクリングを堪能しようと思っていた予定を変更し、そのままスポーツデポに直行することでお店には開店時間の10時に間に合い、お客さんで混み合う前に無事にマスクを入手することができた。

ここからは西に向けて走るのみ…
富士川を渡り、駿河湾を左に臨みながらペダルを回す。

しかし、自転車の調子が悪いのに加え、西からの風が強烈に吹き付け、いくらペダルを回しても前に進んだ気がしない。

辛抱たまらず、海岸の堤防道路から家が立ち並ぶ県道に避難し、少しでも風の影響を受けないように走り、足に乳酸をためながらヘロヘロになって家に帰りついた。

その後…昼ご飯を食べ一息ついたのち自転車の整備を行う。

ディレイラーの調整をしてはみるものの、なかなか気持ちよく変速が決まらない。
クランクを空回りさせてみるとチェーンリングがウネウネとうねっている。

もしかしたらチェーンリングが歪んだか…
じっくりと観察してみると、チェーンリングを固定するボルトナットが2個脱落しているのを発見。
脱落だけならまだしも、残りのネジもすべて緩んでいる始末…。

こんな状態じゃぁいくらディレイラーを調整しても治らない。
それどころか、出先で走行不能になる可能性があったことのみならず、最悪は落車~怪我の恐れもあった訳で、不具合を見つけた時は背筋が寒くなってしまった。

スペアのボルトナットで抜け落ちた部分を補い、すべてのネジにネジロックを塗布してしっかりと締め付け不具合は解消…。
念のためギアチェンジの確認も行い万全を期する。

いやはや、家に戻るまでにすべてのボルトナットが抜け落ちないでよかった…。
しかし、こんな基本的な不具合を起こしてしまったことに加え、最後まで気づかなかった自分に腹が立ってしかたない。