ナイトサイクリング

2月に転職して以来、休みの日は仕事の疲れや家事などで、楽しみとしてのサイクリングにはなかなか行けずいる。
当然のことながらブログに書く内容も無く更新が全くできないでいる現状に頭を悩ませていた。
そこで、毎日の自転車通勤と組み合わせ、仕事終わりに1時間ほど遠回りをして身も心もリフレッシュしようと「ナイトサイクリング」を始めてみた。

仕事は午後8時頃に終わるので、走り出す頃には真っ暗ではあるものの車通りは少なく、混み合った車の列による走りのストレスはまったく無い。
反面、前照灯や尾灯などを複数装備し、安全性を高め少しでもリスクを軽くする走りが求められ、「ガッツリとトレーニング」なんて走りは望むべくもなく、自ずとポタリングベースの走りとなってしまう。

まあ、仕事終わりにトレーニングなんて気分にはなれないのでこれでいいのだ…。
まあ、歳も歳だし…。

地方都市ともなると街中を抜けると真っ暗となり、フォトポタなどはほとんどできず、少しでも写真映えする所となると港周辺となる。

街中も明るいことは明るいのだが、まだ宵の口というのにまるで丑三つ時みたいな寂れように写真を撮るのすら躊躇われる。

人工的な明かりが照らす港は以前とは変わらぬ風情を醸すが、コロナ禍なのか景気の悪さなのか、人の姿は少なく街中にも劣らない寂しさをただよわせる。

しかし、昼間とは違った落ち着いた面を見せ、ナイトサイクリングは昼間のサイクリングとは違った魅力を見せてくれる。

同じナイトサイクリングでも時間帯によって見える表情は異なるだろうが、寝静まる前のまだ活動を終える前の時間帯のサイクリングは思いのほか楽しく気持ちが良い。

昼間に比べ、事故のリスクが高くなったり走られる場所が限られてしまうが、しばらくはこのナイトサイクリングが定番の楽しみとなるだろう。

仕事モードとプライベートモードの気持ちの切り替えにも有効だし、寝つきも良くなるしなかなか良い楽しみを発見してしまった。