障害者と車の減免
手帳持ちの障害者…すなわち国公認の障害者になると、様々な面においての優遇や補助·減免の措置を受けることができる。
車を所有に関しては一定の条件があるものの、毎年の自動車税の免除や高速道路の料金の減額などが認められている。
新しい車を購入したこともあって、先日その手続きのため財務事務所と市役所に手続きに行ってきた。
私の障害は下肢の機能障害4級。
手帳を持って手続きをすることで、車の購入時に支払う税金の一部(自動車税環境性能割)や毎年の自動車税の減免、高速自動車料金の割引きを受けることができる。
税金の減免については軽自動車は市役所だけど登録車は県財務事務所の管轄。
その窓口で申請書類を記入し、特に問題がなければ受理され、翌年の税金から免除される。
有料道路の割引きに関しては、市の障害福祉課の窓口にETCのセッティング証明と車検証を提出し、支障が無ければ有料道路の半額減免が認められる。
これまでは登録した車以外では減免を受けられなかったが、今年度からはレンタカーなどでも減免を受けられるようになり行動の幅が広がったとのことだ。
このようにありがたい減免措置。
社会保障の一つとして認められた制度だけど、毎年春になると何となく気が引けるのが本音でもある。
しかし、体が不自由な事つて想像以上に不自由なものだ…。
ディスカッション
コメント一覧
こんにちは
こんな制度があるんですね。知りませんでした。
個人的には、良い制度ではないかなと思います。
妙なバラマキよりは、有意義な気がします。
当たり前の権利だ!と言われると反発もしたくなりますが(汗)、社会全体で見ると良い制度かなと思うので、ありがたく利用すると良いのかなと思います。
しげさん、コメントありがとうございます。
自動車税の減免や高速道路の半額割引の他、JRや私鉄などの運賃割引や博物館や美術館などの施設の割引など、手帳を持っていることで使える制度があり、「助かるなぁ~」と思うことが多々あります。
以前のように自転車にガンガン乗っていた時は、あまりにも障害者らしくないので、車の減免以外は使うことがなかったのですが、ここに来て杖なし装具なしで外出できなくなってからは、改めてこれらの制度のありがたさを実感しています。
体の不自由さや痛みだけでなく、障害者然とした見た目だと他人の視線も気になって外に出るのが億劫になってしまうこともあり、障害者の社会参加を促すという意味でも有意義な制度だと思います。
ただ、やっぱり優遇されているという見方もあることは事実で、あまり多く出を振って使うのも躊躇われてしまいます。