お葬式
昨年の暮に脳梗塞で倒れ、そのまま帰らぬ人となってしまった叔母さんのお葬式(実際は宗教色のないお別れの会)に参列してきた。
コロナ以降、宗教色のある無しにかかわらず、小ぢんまりとした葬儀が一般的なようで、先日父親を連れて行った葬儀も規模の小さいものだった。
考えてみればお葬式なんてものは亡くなった者のためというより遺族のためにやるようなものだから、祭壇をデンと構える豪華なモノより、かえって小ぢんまりとしたモノのほうが私は好ましく思う。
しかし、古い人には評判が良くないようで、我が親族内で一番のうるさ型の伯母は、式が終わったその晩から「払いの膳がない…」「質素過ぎる…」などと文句を言い、電話だけでなくFAXまで私に送りつけてくる。
喪主に言えばいいものの、関係のない甥っ子である私に文句を言ってくるのだから腹が立つ。
「これが時代の趨勢だよ…」と理解してくれればいいのだけれど、まあ無理だろうなぁ…。
とにかく…
亡くなった叔母さんは92歳。私の父は95歳で母親は94歳。
一番年長の伯母は98歳と、言っては悪いが「いつ何があってもおかしくない」年齢。
先日退院した母もあまり状態が良くなく、昼間も横になっている時間が増え、少しづつではあるが弱ってきている。
まだまだと思ってはいたけれど、そろそろ覚悟だけはしとかなきゃならない…。
いやはや…悩ましい…。
ディスカッション
コメント一覧
こんにちは
色々大変でしたね。
私も同意見で、残された人の為に行うものだと思ってます。
ただし、本人の意向もあると思うので、それは重要視しても言いんじゃないかなとは思います。
今まではお金をかけて盛大にやってましたが、家族葬も増えて良い傾向かなと思います。
何百万円もかけてお葬式する様な時代じゃないと思います。年配者には分からないでしょうけど。。
そう思うなら、自分だけはは盛大にやればいいと思います。
私は、残せるかどうかは分かりませんが、お葬式に使うよりは遺産は有意義に使って欲しいです。
墓守も大変だと思うので、個人的には散骨でもしてもらって、後腐れなしにして欲しいかなと思ってます。実際、難しいでしょうけど。。(^_^;
しげさん、コメントありがとうございます。
保守的な地域ということもありますが、昭和一桁生まれの人にはなかなか今のお葬式の潮流というのが理解できないようで、このうるさ型のおばさんに至っては、葬儀のことだけに限らずその後の納骨や戒名のことにまで口を出し、とうとうある従兄弟からは縁切り通知まで出される始末で、本当に困ったものです。
このおばさんは特別かもしれませんが、意外と似たような人が多くて、両親にはおばさんより先に死ぬなと言っています。
とにかく、葬儀に始まりその後の遺産相続まで色々と醜態をさらけ出して家族崩壊なんて例もあるから、お葬式なんてほどほどがいいんです。