ドナドナして思った事

先日のロードバイク売却から3日が経過したが、まだ心には後悔にも似た空虚な気持ちが漂っている。

いつまでもクヨクヨしているのだ!と自分でもおかしいと感じるのだが、やはり一度手にした物を処分する事に抵抗を感じてしまう。

世の中、ヤフオクやメルカリなどネットを介して中古品を売り買いするのが流行っている。

私自身もヤフオクで様々な物を売買しており、自転車部品やら今は出来なくなった登山の用具を処分したりと、ずいぶん助かっている。
だから、中古品売買を否定はしない。

ただ、これだけ中古品の売買や利益を目的とした転売が当たり前になっている現状を見ると、人々のモノに対する価値観が「そのモノを欲しい…」という価値観から「いくらに化けるか…」という、ある種の打算的な価値観に変化しているような気がしてならない。

中古品の売買は大昔からあった。今始まった訳ではない。
今の時代、給料は上がらないし雇用も安定しない。
だからこそ中古品の売買で賢く稼ぐというのはよくわかる。
でも、一部に見られるように「○○円で売れるから今のうちに売っちゃえ…」や「高く売れるから手垢が付く前に売っちゃえ…」という消費行動は、私には少々理解できない。「本当に欲しくて買ったんじゃないの?」「使わなくなったから売るんじゃないの」と…。
時代はドライになったのか……

ドライの反対ウェットな「モノに思い入れを込める」オジサン世代は、やはり、思い入れのあるモノの処分には抵抗を感じる。

国民総セドラーのような風潮…。バブル崩壊前の、猫も杓子も土地投機に踊っていた狂乱の時代に似ている…。

「カネカネカネ…」金がすべての根源であり崇める対象…金のためなら魂まで売ってもいいかの有り様であった時代に…。

Chain Reaction Cycles