Somecのシェイクダウン

2021年1月1日

西日本が梅雨明けした7月25日。
組み立てしたものの、連日の雨で走らせることができなかった「Somec Topclass」の試走に行ってきた。

向かったのはいつもの富士川。
往復で50キロ弱の、試走やポジション出しにはちょうどいい走り慣れたコースだ。

ゆっくりとペダルに力を掛け、五感を研ぎ澄ませてバイクからのフィードバックを感じ取る。

慎重に組み上げたおかげか、各パーツからの違和感は無くスムーズに走り出せる。
ポジションも、この2日ほど三本ローラーで追い込んだ事もあって、サドル高を数ミリ調整するだけでOK。

ベダリングも軽くスピードの乗りも良い。

columbusのELという軽量のニバクロームパイプを使っている事もあって、所有しているデローザ・ネオプリマートよりペダルの入力に対する反応が良く加速も軽い。
もちろん15年以上前の中古フレームなので、新品同様にレストアしたとはいえ若干のヤレはあるだろうが、カンカンと打てば響くような乗り心地は、最新のカーボンバイクとは異なるものの、似たような感触を受ける。

スチールバイク(クロモリバイク)と一言で表現されるが、同じスチールバイクでも全く感触の異なる乗り心地が再現されるのだから、スチールバイクは奥が深い。

さあ!これからこのSomecでどこを走ろうか…。
 





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