サドル高さで悩む。

体重計の数字にあまり変わりはないが、少しずつダイエットの効果が出ているようで、ベルトの穴位置が移動したりという嬉しい変化が起こっている。

そんな変化は自転車のセッティングにも現れていて、最近はサドルの位置が低く感じられるようになってきた。

自転車を跨ぐたび「これじゃあ低いなぁ…」と思うようになり、数ミリ単位で調整を繰り返していたら、以前より3cm近くサドルが高くなってしまった。

ただ、3cmというのは余りにも変えすぎたようで、腰や背中が痛くなったりと、自転車に乗ることに苦痛すら感じるようになり、改めてポジショニングを検討してみた。

骨盤を立てるとか寝させるとか…背中をまっすぐにするとか丸くするとか…。
雑誌や本で様々なライディングテクニックやポジションが紹介されているが、これまでそのようなセッティングをして、早く走れるようになったとか楽になったとかは実感した事がない。

ノウハウを元にサドル位置や高さ、ステム長などを調整しても、結局は自分の感覚を元にしたセッティングに戻ってしまう。

様々な専門家のポジショニング理論を否定はしない。
しかし、それらの理論が必ずしも多くの人に当てはまる訳ではないというのが本当のところで、背中を曲げようが伸ばそうが、それらの理論はセッティングの参考にはなりはするものの、最終的には「自分の感覚」と「走りの目的」に合わせてポジションを調整するというのが、一番確実で大切にすべきものなのだろうと私は思う。
理論も大事だが、それ以上に感覚を研ぎ澄ましながら走ることの方がさらに大事なのだ。

時にはそれが間違った方向に進かもしれないが…。

三本ローラーに自転車を載せて、しばらく乗っては調整してを繰り返し、最終的には元のサドル高さから1.5cmほど高いBB中心からサドル上面まで89㎝のところで落ち着いた。

いやぁ…自転車って奥が深い。
乗り始めて30年近く経っても楽に速く走れる理論には到達できない。

Chain Reaction Cycles