都市ボランティアの研修
東京オリンピック・パラリンピックの静岡県都市ボランティアの研修に行ってきた。
今回の研修は障害者に対する介助についての基礎の基礎の研修。
正直言って、一時間の研修で障害者理解や介助のノウハウがわかりっこない。
障害者の支援なんてそんなに生易しいものではない。
私自身が障害者であり、家族にも聴覚障害を持つ者を抱える身として、障害者の支援はハードや技術だけではどうにもならない。
要は、相手を思う気持ちがあれば介助の大半はできたようなもの。
これは、障害者の支援に限らず、人と人が付き合う上での基本の事。
残念ながらそれがうまくできる人は少ないのが現状。
余裕のない社会が悪いのか、個人の質が低下しているのかはわからない。
あとは、ゆっくりしゃべるとか、視覚障害者の半歩先を歩くだとかという細かい技術だが、それは些細なことにすぎない。
重ねて言うが、人としての基本が第一…。
しかし、相手を思う気持ちって、その人の育ちや経験で異なるし、気持ちに余裕があるかないかでも異なるから難しい…。
まあ、これって研修で身に付くものでもないけれどねぇ…。
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