Power+到着!

はるばる1万キロほどの旅をして、イタリアからPower+のフレームが届いた。

注文したのが11月28日で出荷されたのが29日。
驚くことに5日で手元に届いてしまった。

UPSを使ったからこそこれほどの短期間で届いたのかもしれないが、Black Friday などのセール真っただ中のこの時期にもかかわらず5日で到着というのは本当に驚きだ。

9200円の税金を払って箱を受け取り、部屋で梱包を解く…。
いつもこの時がワクワクする。
特に今回はフレームなのでワクワクドキドキもいつも以上だ。

頑固に止められたステープルを外し蓋を開ける。
厳重に梱包されたフレームの上に創業者である「ジョバンニ・バッタリン」の栄光を伝える冊子がある。
全編イタリア語で全く読めないが、ワクワクを盛り上げるには絶好の小道具だ。

頬を緩めながらフレームを箱から出し、頑固に巻かれたプチプチを剥がしてフレームと対面する…。
黒を主に白と赤で丁寧に塗分けられたフレームが美しい。
BBやヘッド周り・シートチューブの内面も完璧に整えられていて「Mangiareマンジャーレ、Cantareカンターレ、Amoreアモーレ」だけがイタリア人のすべてではないのね…と認識を改めさせられる。
いやはや…本当に丁寧な仕事ぶりた。

当然ながら傷も凹みも無い。
これほど綺麗なフレームが定価の6割弱で入手できた幸運にほくそ笑む…。終始頬が緩みっぱなし…。

さて、手持ちのコンポーネントと追加のパーツでいつから組み始めようか…
急ぐことはない…ゆっくりと噛みしめるように丁寧に時間をかけて組んでけばいい…。

自転車の楽しみは乗ることが第一義ではあるが、組み立てて形にすること…組み立てた自転車をメンテし調子を維持すること…そして自転車そのものの存在を楽しむこと…さまざまな楽しみ方がある。

だから、自転車はやめられない。