東京オリパラ Field Cast研修

一気に冬の寒さとなった12月8日。御殿場市民会館で開かれた「東京2020オリンピック・パラリンピック」のField Cast 研修に参加してきた。

冬の装いが整った富士山を眺めながら、新東名を一路御殿場へと向かう。

約一時間ほどで研修会場の御殿場市民会館に到着し、さっそく受け付けを済ませて会場に入る。

今回は、前回行われたオリエンテーションで問われた参加希望内容を元に、ボランティア委員会からボランティアへの参加が承認された人のみが出られる研修。
そのため、それほど多くの人が参加しないものと思っていたが、小さめのホールがいっぱいになるほどのボランティア希望者で埋まっていた。

研修内容はこれまで参加してきたCity Castのものと概ね被る。
しかし、その内容はレベルが異なり、特に障害者への対応を含んだ「ダイバーシティー・インクルージョン」に関してはより一歩進んだとても分かりやすく参考になる内容だった。

特に、そこで流された障害平等研修フォーラムの研修ビデオは秀逸で、オリンピックボランティアの研修参加者だけでなく、多くの人に見てもらいたい、内容の濃いものだった。

難しい内容の研修だけでなく、ゲームなども取り入れ、あっと言う間に三時間研修は終了してしまった。

あとは来年の3月に活動内容と活動場所の決定通知がありそれに承諾したのち、改めて4月頃に活動日程の問い合わせがある。
それに承諾すれば晴れてボランティアへの正式参加が決まる。
まだまだ正式参加への関門があり、活動内容や場所・活動日程などに異議があればそこでボランティアへの参加は終了となる…。

このユニフォームを着るのには、これから来る数々のボランティア委員会からの要求を飲まなければならいらしい。
いやはや…まるで竹取物語みたいだ…。

しかし、一生に一度の機会…是非ともボランティアに参加してオリンピックを盛り上げたいものだ。