退職

短い間ではあったがお世話になっていた会社を辞する意思を伝えに行ってきた。

コロナだと騒がしいこの時期に無職になることに不安を感じないわけではないが、まずは体調を戻すことを最優先に判断した結果だ。

思い起こせば、10年ほど前に交通事故に遭い、その後の度重なる手術、収入が大幅に減ったことによる焦りから手を出した借金の返済、経営していた会社の整理、そして親の介護やら早期の再就職への焦り…就職したものの稼ぎの少なさに対する気苦労…。
考えてみれば、よくもまあ体と気持ちが今までもったものだと思う。

恥ずかしい話しだが、若いころから上昇志向ばかり強く何度となく転職していた。
しかし、転職すればするほど収入は減り地位は下がり、「人生下り坂最高!!」を地で行く生き方に結果的になっている。
会社を経営し左うちわの時もあったが、その時にキリギリスのような生活を送っていたため、夢が覚めた時は周りに何も残っていなかった。

まあ、これも人生とあきらめる…いや、認めるしかない。

いつの日付で退職となるかまだ今の時点では決まってはいないが、退職は決定事項。
しばらくは壊してしまった体を休め、体も気持ちも社会復帰可能となった時点で再就職の活動をはじめなければならない。

50歳を過ぎて数年。
この歳で「いい地位やいい給料」など望むべくもないし、望んでもいない。
ただ、社会とつながり、介護の息抜きができ、人の役に立つ仕事さえできればそれでいい。

それが何であるか、障害のある私の体に何ができるのか、それはまだわからないが、若いころには感じることができなかった気楽さで再就職活動に臨むことができる。(それがいいか悪いかは置いといて…)

「甘いぜ…おっさん!!」「濡れ落ち葉じゃねぇか…」と言われそうだが、欲はほどほどがいい。
「多すぎる欲は何も生まない…」