御朱印ライド Vol.15…人穴富士講遺跡
夏!真っ盛り!!と言いたいが、お日様は雲に隠れとても夏というにはほど遠い。
しかし、雁堤の一角に咲くひまわりだけはまだ来ぬ夏を先取りしている。
朝7時に家を出て向かうは「人穴富士講遺跡」
富士からはひたすら上り。
鈍った体で行き着けるか不安があったが、本来ならオリンピック開幕の今日24日、関係ないけど Go To Cycling…。
傘雲に隠された富士山を右に見ながら西富士宮駅前を経由して県道184号線を汗をかきかき喘ぎながら登る。
富士山麓だから上りと下りしか無いのはわかっているが、ひたすら続く坂道に恨み言のひとつも言いたくなる。
狩宿の下馬桜には家を発ってから3時間ほど経過して到着。
予定より30分近く遅れている。
暑さはさほどではないがジメジメした湿気でヘロヘロ…。
大休止後再び坂を上り、白糸のコンビニでおにぎりを入手して富士ミルクランドに立ち寄る。
ソフトクリーム売り場は観光客でごった返している。
アイスひとつに400円を出すのも惜しいので本日はパス。
その代わり「ミルク菩薩」に「巨乳になりますように…」とお願いする…
いや!違うって!
富士ミルクランドからは30分弱の上りで「人穴富士講遺跡」「人穴浅間神社」に到着。
世界遺産の構成遺産のひとつだ。
鎌倉時代の歴史書「吾妻鏡」に書かれている「人穴」(洞窟)や、そこを中心に信仰の対象となった「浅間神社」、そして江戸時代に広まった「富士講」の塔群などがまとまっている。
富士裾野の森の中に佇む富士講遺跡。
厳粛な気持ちでお参りを済ませ、案内所で御朱印をいただく。
さて、ここからは帰り。ずっと下りだ。
ひたすら上ってきた道と別れ、田貫湖の西をかすめて芝川に入る。
ちょうどお昼時。
先ほどの「ミルク菩薩」のご利益か、無性に牛乳を飲みたくなり、芝川のヤマザキYショップでお昼にする。
お腹を満たし、あとは富士川沿いまで下るだけ。
走り慣れた道を走り、富士川・由比を経て自宅に着いたのは走り出して7時間ほど経った午後2時頃。
今日の富士講遺跡で御朱印をいただき、富士・富士宮地域でお参りしていなかった主要な神社が埋まったことになる。
県内で残すのは御殿場周辺と大井川より西の地域。それと静岡市内の数社。
自転車で詣でることを自らの決まりとしているため数をこなすことは難しいが、それはそれですべてが記憶に濃く残っている。
さて、次はどこに行こうかな…。
走行距離:105㎞ 活動時間:7時間12分(休憩含む)
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