職業訓練3か月経過

2021年1月1日

木造家屋の建築に関する職業訓練に参加し始めてから3か月が経過しようとしている。
カリキュラムの一つである「模擬家屋」の建築も、素人集団が建てた割には上手にでき、皆して「なかなかのものである…」と自画自賛している。

私たちより3か月早く入校した人たちは、この模擬家屋の建築ですべてのカリキュラムを終了し、無事卒業となる。
卒業後に就職する者、未だ就職先が決まらず求職活動に精を出す者、さまざまな人生模様がここにはある。

10月に入校した私たちは、年明けの1月から本格的な求職活動を始めることになるのだが、この新型コロナで冷え切った労働市場がこの先更に厳しくなるのは予想に難くなく、「はてさてどうしたものか…」と今更ながら頭を抱えている。

まあ、なるようになるさ…「ケセラセラ…」と歌って顔を上に向けることしか今はできない…。

寒空の下自転車のペダルを回して職業訓練に通い、家を建てるカリキュラムに汗を流し、訓練校のキャリア担当者からは「早く就職を決めるように…」と尻を叩かれながらハローワークの検索サイトを見て就職先を探す…。

「こんな職業訓練が五十過ぎのオヤジの就職には結びつかないよなぁ…」と愚痴りつつ、めっきり薄くなった求人情報を気のない視線で流し見る。

時折、訓練の意義を見失いそうになりながらも、目の前の何か一つに熱中していなければ、世の中に流れる負の情報に体ごと持っていかれてしまいそうで怖くなってくる。

日々通勤電車の人ごみにもまれ、嫌な上司に頭を下げストレスに潰されそうになりながら仕事に精を出す人にしてみれば「何を甘っちょろい…」と言われそうだが、これが組織から外れた者が味わう現実…。
自ら選んだ道であり選ばざるを得なかった道。

いい歳をして職探しをするのは本当に厳しい道。しかし、いつの日か「そんな冬もあった…」と思える生き方をすれば後悔をすることはない。

そう信じて今日もまた職探しに奔走し、自転車に乗って職業訓練に向かう…。