スタンプラリーで伊豆長岡…

1月18日のサイクリングで始めた「弱虫ペダルスタンプラリー」を完結させるため、伊豆長岡までサイクリングに行ってきた。

当初の予定は自宅発の自走のみ130キロ超のルート。
しかし、緊急事態宣言だの変異ウイルスだのと騒がしい昨今、無理をして体の抵抗力を下げるのも好ましくないし、何より2月1日から新しい職場への初出勤のため、できるだけ体調は整えておきたい。

というわけで、車でピューっとワープして、沼津市の「NUMAZUサイクルステーション静浦東」から出発することにした。

「NUMAZUサイクルステーション静浦東」を出発したのは午前9時半。
昨日までの強風と寒さが嘘のように空は晴れ上がり、風もなく穏やかな陽気…。

狩野川放水路を狩野川本流の方にたどりながら江間という路地イチゴの栽培が盛んな地域を縫って走る。

体が温まっていないためなのか、予想以上に息が上がり調子が出ない。
まっ平らな田舎道を走りながら、運動不足で鈍った自分の体にムチを入れ、ほうほうの体で最初の目的地「コナステイ伊豆長岡」へに到着する。

ここは自転車旅での利用を推しとして営業しているホテル。

サイクリストが快適に宿泊できるよう様々なサービスを取り入れており、金額もそんなに高くない。
サイクリストの間でも評判が良い。

今回はスタンプを貰うだけの訪問なのでロビーまでしか入らないが、できれば一泊して伊豆のサイクリングを満喫したいものだ。
無事にスタンプを貰い「コナステイ伊豆長岡」を後にする。

狩野川沿いのサイクリングロードをのんびりと走り、次なる目的地「MERIDA X BASE」に向かう。

以前は「伊豆洋らんパーク」として営業していた施設が「MERIDA X BASE」になっている。
「洋らんパーク」の面影を残したアプローチを100メートルほど進むと目指す「MERIDA X BASE」に到着する。

ここでスタンプを貰うと同時に、E-Bikeの説明を聞き1時間ほど過ごす。

E-Bikeも良いなぁ…と思ったりするが、値段や航続距離、そしてメンテナンス面での不安がありなかなか手を出せずにいる。

お店の人の話では、さまざまな懸念は払拭され、購入のハードルはグンと下がったとのこと。
人工関節が入っている自分の膝を考えればそろそろE-bikeを導入してもいい頃かもしれない。
しかし、まだ発展途上であることは否めないし「まだ早い」と囁く自分の気持ちに正直でいたい気持ちもある。
なかなか難しいものだ…。

まあ、次はにここに来た際はガッツリ試乗をしてみるのもいいかもしれない。

「MERIDA X BASE」でのんびりした後は、これまで遡上していた狩野川沿いを一転して下流へと下る。

収集しているマンホールカードを入手するため伊豆長岡駅に向かう。

駅前の観光案内所で伊豆の国市のマンホールカードをGET!
「こんなのもありますよ…」と渡されたのは「歴まち(歴史まちづくり)カード」

どうやら歴史まちづくりに取り組む都市の紹介カードらしい…マンホールカードのほかに集めるカードがまた増えてしまった…。

再び狩野川沿いを走り始める。
さすが伊豆というべきか、サイクリストが多い。

真っ白く化粧をした富士山を真正面に眺めながらのんびりとペダルを回す。

伊豆長岡駅を発ってから30分ほどで「道の駅 伊豆ゲートウェイ函南」に到着。

ここでスタンプを押せば「弱虫ペダルのスタンプラリー」がコンプリートする。やったね!

本日の目的はここで完了。

あとは、ゲートウェイ函南に隣接する「めんたいパーク伊豆」でお土産と「おむすび」を入手すれば、もはややり残したことはない。

何となく関西系のノリを感じる「めんたいパーク伊豆」。意外とこんな単純な施設が好きだったりする。

お土産とおにぎりを入手して再び自転車にまたがる。

ちょうど12時。ヒバリがさえずり陽は暖かい…。
自転車を止め、狩野川の河川敷で日向ぼっこをしながら一人「明太子入りのおむすび」をパクつく。

ふっくらとしたご飯とピリリと辛い明太子…凝った料理もいいが、やっぱりシンプルなおにぎりが一番おいしい。
日本人だなぁ…と実感する。

お腹も満ちたところで、狩野川沿いを河口へと向かう。

サイクリングロードを辿って狩野川河口から我入道…そして沼津御用邸へ…。

途中、堤防のかさ上げ工事のため思わぬところで砂浜のシクロクロスを強いられたり、車に追い立てられながら道幅の狭い国道414号線を走りと、サイクリング終盤に「勘弁してよ…」と言いたくなる場面に遭遇しながら、時折国道沿いのわき道を使い出発地の「NUMAZUサイクルステーション静浦東」に到着したのは午後2時ごろ。

あとは自転車を車に積んで一路自宅へ戻るだけ。
しかし、車の運転が嫌いな私にとって、サイクリング後のドライブは拷問に近い。
できれば、ショーファー付きの車で後席にふんぞり返って帰りたいがそうはいかない…。

黙々とハンドルを握り、静浦から一時間強で自宅に到着。
往復車移動で正味50キロ弱のお気楽サイクリングだったが、穏やかな一日を気持ちよく過ごすことができた…う~ん…幸せだ…。

さて、月曜日から心機一転頑張るぞ!!!