岐阜県まで行ってきた…

すぐにzwiftをやるつもりではないけど、zwift専用機を手に入れたいなぁ…とヤフオクをサーフしていたところ、発売当時に買う寸前まで行ったものの機を逸して手に入れられなかったのと同じモデルの自転車を見つけ、「どうせ落とせんだろう…」と軽い気持ちで入札したところ、競う事無く落札してしまった。
そんな具合で入手してしまった自転車を、他の用事と絡めて岐阜県まで車で引き取りに行ってきた。

家を出てひたすら東名高速を西に進み約3時間。
小牧インターを出て目的地へ向かう。

向かうは木曽川を超えた先…住所で言えば各務ヶ原市になる。

10年ほど前、名古屋で仕事をしていた時も尾張平野に入ると方角がわからなくなってしまっていた私。
その理由は山が見えないから…
私が生まれ育った静岡では北に山があるためその場所さえ把握しておけば方角を見失うことはない。
しかし、名古屋近郊は山に限らず遠くに目印になるものが乏しく方向音痴になってしまう。
案の定、インターを降りた途端に自分が西に向かっているのか北に向かっているのかわからなくなる。
ナビだけが頼りだ。

タブレットにインストールしたヤフーカーナビの案内に助けられ、無事に長良川を越え目的地に到着し自転車をピックアップする。

手に入れたのは「Cannondale R600 CAAD5 SLICE」2004年か2005年の個体。
当初からフロントトリプルでアッセンブリされた、乗り出しで約18万円で売られていたもの。
ホイールやハンドル・サドルなどは交換されているものの純正品のパーツが多く残り、大切に乗られていたのがうかがえる。

フレームに凹みは無く、塗装の剥げや深いキズも無い。
当然ながら使われてきた痕跡はあるが、塗装の艶もあり、誰が見ても「こりゃ当たり!」と思える良品。

機能的な不具合についてはまだ洗い出しができてはいないので良品と結論付けるのは早計かもしれないが、パッと見の印象だけでなく自転車全体が醸すバランスの良さから、消耗部品の交換や各部分のグリスアップで再び路上をスムーズに走れるようになるのは間違い無いだろう。

なんだか、zwift目的で使うだけけではもったいない自転車だ。

とても良い気分になって自転車を積み込み名古屋近郊で移動し、以前の取引先で過去にやった仕事の状況確認と打ち合わせを済ませる。
その後、次なる目的地の浜松に向かう。

新東名に比べ路面も悪く車線も狭く古さを否めない東名高速を、法定速度で大型トラックを風除けにしながら燃費を抑えた走りで走る。
目を三角にして走るより時間は掛かるが疲れは少ない。
無事に浜松での用事も済ます。

浜松と言えば「うなぎパイ」
もちろんGet!

あとは再び高速を走り帰途につく。

久しぶりの遠乗りドライブで疲れてしまったが休日の楽しみが一つ増えた。

しかし、最後の最後、家に到着する寸前にタブレットが車載ホルダー落ち、ご臨終となってしまったのは想定外だった。

またヤフオクサーフをしなければ…。