銀行

懇意にしていた近所の銀行が支店統合のためだいぶ離れたところに移転してしまい、我が町の駅前からは銀行という銀行がことごとく無くなってしまった。

いくら衰退した地方都市とはいえ、駅前に銀行の一つも無いなんて、そんな事があっていいのか…と言いたいところだけど、銀行もボランティアじゃないから仕方ない。

というわけで、銀行に行く用事ができたためバスに乗って出かけてみた。

私の場合、身体障害者手帳を持っているから運賃は半額の50円になるけど一般の人は100円。
銀行に行って帰ってくるだけで100円もしくは200円かかるし、時間だって1時間半から2時間かかってしまう。

身体が不自由になって見えてくるのは世の中の歪んだ姿…

公共交通機関は衰退し、銀行などのインフラも効率化を求めて集約化を進めている。
使う人が少なくなれば人が多い所に力を傾けざるを得ないというのは、利益を追い求める私たちの経済活動を継続するうえで仕方ない動きだと思うのだけれど、その動きが弱いものを切り捨てる動きになってはいないだろうか。

たかだか銀行へ行くだけのことだけど、健康な体では思いもよらない不自由さが目の前に広がっていた。

正直なところ、これから未曽有の高齢化を迎える我が国…大丈夫だろうか?
ちょっと不安になった。

 







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Posted by chariketta