母の退院
1ヵ月半の入院生活を終え母が家に戻ってきた。
残念なことにほぼ寝たきりの状態で退院した母。
根拠もなく自分の親は寝たきりにはならない…と思っていた私は、何からやっていいのかすらわからないまま怒涛の在宅介護となり、夕食を食べさせたあとはぐったりして風呂にも入らず寝てしまった。
とにかく、在宅介護はやる事が多く大変。
食事の世話、下の世話、清拭や着替え…直接の介護はもちろん、ケアマネさんとの打ち合わせや新しく利用する業者との契約など介護保険利用に関わる手続き一切まであり、「はてさて…さっき会ったのは何の業者?ヘルパーさんは何時に来るの??えっ!もうお昼の時間???」とわけが分からなくなる。
その合間に買い物やら自分の用事やらも済まさなきゃならないから、頭と体はヒートして「キーッ!!!」となる!
まあ、業者との契約で忙しいのは最初だけだし、介護自体もリズムが掴めてくればいずれ楽にはなってくるはず…。
本当に楽になるかどうかはわからない。もしかしたら多くの人が経験してきたようにイバラの道を歩むことになるかもしれない。
過去に学べというわけじゃないけれど、何もかもわからず突き進むより他人様の経験を知ることが大きな力となり介護が少しでも楽になることもある。
磯田道史さんも言うように「失敗から学ぶこと」が介護の世界でも大切なのかもしれない。
ディスカッション
コメント一覧
こんばんは
退院おめでとうございます。と言い切って良いのかわかりませんが。
退院できてよかったです。
外野からはかる事はできませんが、自宅介護は大変そうですね。
知識や先人の知恵は大事ですね。できるだけ息抜きしながら知識を活用して少しでも楽ができると良いですね。
うまいアドバイスなど出来ずすいません。
しげさん、コメントありがとうございます。
退院を前に在宅介護か施設か考えましたけど、1月に亡くなったおばさんが施設に入っていた様子を思い出し在宅介護に決めました。
まだ退院してから日も経っていないので、生活のリズムがまだつかめず疲労困憊していますが、ヘルパーさんに入ってもらってやってもらうこと、こちらがやることの区分けがだんだん見えてきたので、これからは少しづつ楽になっていくかと思います…希望的観測ですが…
とにかく…
育児と違って老親の介護となると、やることなすこと全て私にとっては想定外なので、過去の介護経験や今実際に介護を生業としているヘルパーさんの知識はとても参考になっています。
この経験って、自分が介護されるときになっても使える知識ですから、かえって貴重な経験をさせてもらっていると思っています。
まあ…そう思っても楽じゃないですよ…介護って…