ポータブル空気入れを買った

最近はガソリンスタンドが減ってきたこともあって、給油のついでにタイヤの空気圧チェックを悠長にやることもなかなか難しくなってしまった。
そこで、自宅でもタイヤ空気圧を管理することができるよう、充電式ポータブル空気入れをAmazonから買ってみた。

買ったのはマキタのMP100DSHというモデル。
自家用車の空気入れだけではオーバースペックの感は否めないけど、これからインパクトドライバーなどの充電式工具を買いたいと思っているところだからちょっと頑張ってこれを選んだ次第だ。

早速開封。
本題のほかに充電器とリチウムイオンの電池が一式揃っていて、電池を充電さえすればすぐに使える。

バルブ口金は自動車用の「米式バルブ用」がデフォルトで、他に自転車用の「英式バルブ用」、フレンチ(ピスタ)用のアタッチメント、ボール用、浮き輪用の各口金が本体の電池取り付け部付近にセットされている。

電池を充電し実際に空気を入れてみる。

口金はしっかりとバルブに食いつき空気が漏れることはない。
残念なのは空気抜きのバルブがないこと。あれば空気調整が容易だったのだが、この点はマキタの空気入れの中では最廉価の商品だから仕方ないのかもしれない。

本体の握りの部分にあるトリガースイッチを握ると空気充填が開始するけれど、ブーッという作動音が結構大きい。
音量は83dB…地下鉄の車内や救急車のサイレン音に近い音の大きさなので結構うるさい。

一見は百聞にしかずというから下の動画を参考にしていただければよくわかるかと思う。
※音量注意!!!(結構大きいです!!!)

1.5kPaから規定値の2.5kPaまで充填するのにかかる時間は電池満充電で1分54秒。
比較対象がないので早いのか遅いのかはわからないがまあまあ悪くないとは思う。

実際の空気圧はというと…

空気入れの数値を2.5kPaで設定し、自動停止した時点での空気圧が手持ちのエアゲージでは270bar(2.7kPa)先日購入したTPMSのモニター画面では2.7kPaを示しているから、空気入れの目盛りは実際より少なく表示されるようだ。

サーキットを走るわけではないからそれほど神経質になることもないかもしれないが、乗り心地やタイヤの摩耗に影響を与えることから補正値は把握しておいた方がいいだろう。

このMP100DSH。
値段が16000円を超えることもあって、個人ユーザーが自家用車のためだけに使うのであればもう少し安い空気入れで十分だと思う。
でも、アウトドアユースで頻繁に空気入れを使う機会があるような場合や業務用途で使う場合であれば「Makita」というネームバリューは安心につながる。

実際、古田輪業さんという自転車の出張修理の仕事でバンバン使っている例もあるから、保証などの「安心を買う」意味において「買う意義はあり」だといえるだろう。

さてさて、次は自転車の空気でも入れましょうか…。

 







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Posted by chariketta