帯状疱疹ワクチンの補助(助成)

帯状疱疹のワクチン接種に対する市の補助がやっとで決まった。

数年前に帯状疱疹に罹った母が、帯状疱疹後の神経痛でしきりに「かゆい…痛い…」と言っているのを聞いて、「帯状疱疹になったらヤバイなぁ…ワクチン接種したいなぁ…」と常々思っていた。

しかし、不活性化ワクチンの接種で一回2万円強…おいそれと「打ってください」と言えない価格に「補助があれば…」と補助(助成)のある近隣市町村を羨ましく感じていた。
静岡市は一向に補助をする気配が見られない。

昨年の4月に市長が変わり、いろいろな面で改善の兆しが見え始めた今年の春。
「何とかなりませんかねぇ…」と市のご意見ご要望窓口に相談してみたところ「予算案に計上してあるから、もしかしたら秋には助成金の対象になるかも…」との話があった。

ありがたいことに、その予算が承認されこの10月から実施されたというわけだ。

インターネットか郵送で申し込みをし、市からの承認書類を貰ってから接種の予約をしなければならないなど、いろいろと面倒な手続きがあるけれど、一回のワクチン接種で一万円の補助。生涯2回までOKと言うことだから、結構大きな負担軽減になる。

いやはや何とも…待ってみて正解だった。
早速申し込んだことは言うまでもない。

決して安くない助成金だから市の予算も相当なものだろう。
でも、働き盛りの人(私は働き盛りではないが…)が帯状疱疹になり、その症状だけでなくその後の症状で医者にかかることに比べれば、補助をすることで経済的損失も含めて結構な出費を防ぐことができる。

補助を受けたとしても接種2回で2万円強の自己負担となるから、決して安い出費とは言えないけれど、補助がなければ4万から5万の費用負担となるので、2万なにがしの出費で帯状疱疹を防ぐことが出来るのなら安いものだ。

母のように「痛い…痒い…」で悩むのはゴメンだもの…。