玄関アプローチをDIYで改修

もうしばらくしたら母親が病院から退院してくる。

そのため、車いすでもシルバーカーでも移動しやすいように、敷地の入り口から玄関までのアプローチを少しでも段差が少なくなるようDIYで改修してみた。

25年ほど前に家を建てた際、予算の関係で外構工事をケッチってしまい、不要になった側溝の蓋…すなわちどぶ板…を敷石の代わりとして使っていました。

しかし、長年の風雨で敷石周囲の砂利や土は流されて段差が生じ、足腰の弱った親にとって決して歩きやすい環境ではなくなってしまいました。

ましてや、車いすやシルバーカーで通ろうにも通れない状態で、今回の母親の入院をきっかけに少しでも移動しやすくなるようDIYでコンクリートレンガを敷いてみました。

未経験のド素人がやるわけですから、見た目とか仕上げの綺麗さとかは最初から度外視。
予算優先で98円のコンクリートレンガを80個ほど入手しました。

本音を言えば赤レンガやアンティークレンガの方が趣があるんですけど値段がねぇ…。

というわけで、YouTubeなどで施工方法をじっくり学んでから作業開始です。

レンガを敷く部分を掘り返し、地盤を突き固めて路盤材の砂を敷きレンガを並べていきます。

施工方法を説明するサイトやYouTubeでは水糸を貼って水平を出したり路盤材にバサモルを敷いたりなどと丁寧に指南していますが、そこまで丁寧にやる気力も根気もありません。

どのみち、年月が経って敷石が沈んだりして水平は出ていないので、歩いた時に躓かないようになればイイんです…。

敷石(どぶ板)と高さが同じになり、足を取られない程度の傾きを無くすように現物合わせで調整していきます。

砂を敷き、レンガを割り、レンガを並べ、トントンと叩いて高さを合わせ、砂を撒き…と地道に作業していきます。

最初はうまくいかなかったレンガ割りも終盤に近付くにつれ上手くなり、「人間は学んでいくもんだなぁ…」と実感する。

足の痛みと曲がらない不自由さもあって思うように作業が進まなかったけど、都合4日ほどかかってとりあえず完成。

素人の作業にしてはそれなりに上手くできたのでは…と悦に入っている。

あとは敷石の隙間とフェンス側の段差を埋める作業が残っているけど、にわか職人の電池が切れてしまっていったん終了。

とりあえず…モルタルだけでも買ってきましょうかね…。