チェーンリング不具合

2019年10月13日

組み立て当初からチェーンリングからチェーンが外れてしまう不具合が頻発し困っていたSomec。

フロントディレイラーを調節しても、チェーンの張りを調節しても、リアエンドのセンターを確認・修正しても直らない…。

こりゃあ本格的なフレームの芯出しが必要かなぁ…と考えながら、何の気なしにクランクを逆回転させてみたところ、チェーンリングが歪んでいるのに加え、特定の歯でチェーンが落ちてしまうのに気が付いた。

原因はきっとこれだ!

モンキーレンチでチェーンリングを挟んで歪みを直し、当たりが変な歯はヤスリで削る…。
しかし、多少は良くなるものの、不具合の解消には至らない。

リアエンドのセンターはしっかり出ているのは確認済み。それ故にチェーンリング以外に不具合の原因は考えにくい…
ということで、イチかバチかで新しいチェーンリングを、壊れてしまったエルゴパワーの修理パーツと共に「Bike-component」から取り寄せてみた。

さっそく交換…。

すると、これまでいくら調節しても直らなかったチェーン落ちが一発で収まり、何事もなかったかのようにクランクを回す事ができる。

組み立て当初のチェーンリングも交換したのも新品。
新しいリングは殆ど振れは見られないので、根本的な原因は当初のチェーンリングが元々精度が悪い品だったか、輸送途中で曲がってしまったのかのいずれか。

新しいリングに変えた事で不具合が直ったし、原因も判明したので良かったのだが、決して安くはないチェーンリング…。
お財布へのダメージは大きかった。

Chain Reaction Cycles