キャリパーブレーキ分解清掃

新型コロナのPCR検査で陰性を勝ち取ったものの、その後判明したマイコプラズマ肺炎で外出もままならないこの週末。

服用した抗生物質のおかげで体調も徐々に好転しつつあるものの、微熱は下がらず体もだるい…。
外出する気力はもちろんだが集中力も湧いてこず、撮りためたテレビを見ても本を読んでも頭に入らない。
5分もすれば目を閉じたくなる。

ただ、時折熱が下がると意識はハッキリし、そんな時は有り余る時間を持て余し気味になる。

そこで、頭を使わずに何かできるものはないかと、ダンボールの奥で眠っていた自転車パーツを引っ張り出し清掃してみた。

6500アルテグラのキャリパーブレーキ。

今は無きアルミフレームのバイクに付いていた物で、20年そこそこ前のパーツだ…。

まずはキャリパーを外す。

今時のキャリパー(フネ)と異なり、トリム調整ができないタイプだ。

次に、左右のアームを止めているネジの緩み止めであるイモネジを、本体の裏側から外す。

そうしたら、前面のイモネジを外し、本体をしっかり握って、裏側の六角ボルトを外す。

しっかりと握っておかないと、ネジが外れた際、バネの力で左右のキャリパーアームが吹っ飛ぶので注意が必要だ。

今回はフレームに取り付ける部分のネジは外さないので、ここまでバラせばOK。

こびりついたキャリパーゴムのカスや泥汚れを、ピカールを使って磨き落とし、擦動部にグリスアップを施し、分解の逆の手順で組み上げれば清掃は完了。

完全なオーバーホールとまでは至らないが、ここまできれいにすればまだまだ使える。

あ~ぁ…きれいにしたとはいえ、組み上げる予定は今のところない…。
そんなことより、この体何とかしたい…ブレーキと同じように分解掃除できればいいのに…。