フィアットパンダの車検前整備…その2

スパークプラグとエアエレメントの交換を終え、そのままオイル交換とバッテリーの交換に移る。


オイル交換は上抜き。
JXトレーディングのオイルチェンジャー4.0L OC-40Nを使用する。

吸引用ホースをレベルゲージ穴に突っ込み、本体のレバーを10回ほどポンピングすれば、エンジン内のオイルが吸い取られるので車の腹に潜らずに済むので楽だ。

エンジンオイルを暖めずに作業を始めたのでオイルがスムーズに吸い取られず結構時間がかかる。
その間にオイルエレメントを交換する。

パンダのオイルエレメントはカートリッジ式でエンジン右側奥の狭い場所にある。

24mmのソケット、30mm以上の長さのエクステンションレバー、ユニバーサルジョイント、ソケットレンチを使い、カートリッジを外す。

取り外したカートリッジにエレメント本体が収まっているのでグイッと力を込めて引っ張り外して、新しいエレメントをエンジンの所定の位置に収め、パッケージ同梱のOリングをカートリッジに嵌め、元あった場所に25N・mのトルクで締め付ければオイルエレメントの交換は終了。

この間にオイルの抜き取りは終了し、約3リットルのオイルが抜き取られていた。

新しいオイルを注ぎ入れ、オイルレベルを確認。
エンジンを掛けオイルをエンジン内に回すと同時に各部…特にオイルエレメント部からのオイル漏れが無いかをチェックし、エンジンを止めた後に再度オイル量を確認・補充しここまでの作業は完了。

次は7年間使ったバッテリーの交換。
古いバッテリーを外して、予備充電をしておいた新しいバッテリーに交換するだけ。

これも、エンジンカバーを外しておけば工具が入らないなどの問題は生じずサクサクと作業が行える。

最後にエンジンカバーを元に戻し、消えてしまった時刻などのメモリーデータを元に戻して一連の作業は終了。
さあ、これで車検前にできる作業は完了。あとはプロにまかせるだけ。

ちなみに、エンジンカバーを外す時は「Cric R」という形状のホースバンドを取り外す専用工具があった方がスマート。
アマゾンで安く購入できる。

記録(価格は購入時)…
オイル…カストロールEDGE 5W-40 3899円
オイルエレメント…MANN Filter HU7006Z 1745 1745円
バッテリー…VALTA Silver Dynamic AGM 560 901 068 19000円