旧通勤バイク(彗星号)にサークル錠

2023年2月8日

フラットバーに改造した旧通勤ロード(彗星号と命名)に、ママチャリなどでお馴染みの「サークル錠」を取り付けてみた。

これまでワイヤー錠をシートポストに括り付けていたのだけれど、日常的な街乗り利用だと結構面倒くさく、時に「ちょっとだからいいか…」と施錠せずにスーパーなどに立ち寄るようになってしまっていた。

やはり、防犯を考えると「無施錠」というのも好ましくない。
何かしら良いものは無いものか…と探していたところ、フレームのバックフォークに挟んで取り付けるサークル錠を見つけたので、早速取り寄せてみた。

ママチャリのサークル錠で有名なNIKKO(ニッコー)のNC172BKという商品。
錠本体の他、取り付けボルトナットと取り付け金具、鍵が3個同梱されている。

アルミダイキャスト製の錠本体は、当然の事ながらずっしりと重い。
まあ、簡単に壊されては何の役にも立たないから致し方ないだろう。

早速取り付けを行うが、錠本体と金具でフレームを挟んでネジ止めするだけなので作業自体はボルトオン。何ら難しい事はない。

バックフォークのサイズや取り付け間隔に左右されるが、できるだけサークルの真ん中にタイヤが位置する場所を決めた方がかっこいい。

位置決めが決まったら、せめて傷防止のフィルムは貼って取り付けしたい。

ここまでの準備が終わったら、付属のボルトナットを使って本体と取り付けプレートで挟み込むだけだが、力任せに締めこんではスチールフレームであっても容易に変形してしまうので、ズレてしまわない程度にきつく締めこむ。
唯一この力加減でが少し難しい点かもしれない。

しっかりと取り付けたらカバーを嵌めて完了。
完成まで10分。お手軽って言えばお手軽だ。

ワイヤー錠をフレームに巻き付けておくよりずっとスマートになった。
しかし、ママチャリに付いているのと同じ「車輪が回ってしまうのを防ぐだけ」の錠だから、これだけだと「よいしょ…」っと持っていけちゃう。
目を離す時間が長い場合などはワイヤー錠も合わせた「ツーロック」が必要にはなるだろう。

定価3850円(実売はアマゾンで2000円ほど)が妥当な金額かどうかは正直疑問だけど、利便さを優先させれば「まあ、ありかな…」とも思う。

重さと金額が欠点ではあるが、彗星号に取り付けたパーツの中では、サイドスタンドと同じくらい便利なものになるのは間違いなさそうだ。